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2008年03月13日

誕生日、ありましておめでとう

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    水のない水道      蔵の年月


・・・と、20数年前の今日、ぼくの誕生日に、ボブ・ディランの「スロー・トレイン・カミング」のLPレコードのジャケットに書いてプレゼントしてくれたのは、歌手・詩人の友部正人。

それ以来、誕生日があってよかったなと思うようになった。
その友部が94年に出したアルバム「奇跡の果実」の中に、
「50歳になってから歌うラヴソング」がある。

そのころぼくは、長い旅から帰ったばかりで、36歳。
まだ人生に終わりがあることを実感してはいなかった。

きのうの夜、50歳になる前日に、久しぶりに友部のこの歌を聴いた。いよいよ50歳になるんだ、と思ったらいちだん身が軽くなるように感じられて、ボリューム上げて夜中なのに踊ってしまったよ。

ぼくの誕生日と母の命日は近いので、「母の再生は近づき、ぼくの死は近づく」と、年々感じられる。そういう風にして、母の亡くなった年齢に日々ぼくは追いつきつつある。いつか追い越すことがあるのだろうか? 

つい先日、いつものように駆け足で母の墓参りに里帰りした。フィルムの早回しみたいに、ふるさとの景色は急速に変化していく。蔵の壁のひび割れが、タイムマシンに乗って見るように、みるみる広がっていくのがわかる。

このごろ、知人・友人の訃報を聞くことが多くなった。ぼくの生命のどこかにも、もしかしたら気づかないうちに亀裂が走り始めているのかもしれない。でも、亀裂を破って顔を出すのは、もしかしたら新しい死という名の命かもしれないのだ。

今日誕生日を一緒に過ごしてくれたのは、世界を旅する石の巡礼・写真家のぐんちゃんとパートナーで料理家のひとみさん、そしていわずと知れた舞さんであります。丹沢山中満開の梅の下で弁当、七沢温泉、旅の話、ご馳走様。
posted by jksk at 23:00| 神奈川 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | ☆相模平野だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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